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公開 2025年2月20日更新 2025年2月20日

埼玉県戸田市・けやき丸でシーバスジギングに挑戦してみた!

今回は、埼玉県戸田市の荒川沿いにある桟橋から出船するけやき丸にて、筆者とアングラーズスタッフ2名の計3名でシーバスジギングに挑戦してきました。

けやき丸の集合場所へは、首都高速5号池袋線の戸田ICより約2分、戸田南ICより約5分。

首都高速道路の出口から近く、車でアクセスしやすい魅力的な立地です。

けやき丸へのルートはこちら

乗船の流れ

まずは埼玉県戸田市笹目3-8-13にある集合場所の駐車場へ向かいます。

笹目三丁目(西)の交差点を左折

国道17号線から北大通りに入ってすぐの笹目三丁目(西)の交差点を左折

T字路を右折

すぐのT字路を右折

20mほど進んだ先にある自動販売機の横が駐車場の入り口です。

駐車場に入って車を停めて、船長が来るのを待ちます。

船長が来たら、乗船料を支払います。

乗船場所までは、一般車両通行禁止区域を通過するため、船長に誘導してもらって移動します。

けやき丸に乗船

乗船場所についたら、荷物を持って船に乗り込みます。

乗船名簿

乗船名簿を記入し、準備をして出船まで待ちましょう。

座席の取り方についての決まりは特にありません。

周りのお客さんと話ながら、どこに座るか決めましょう。

ここまでが乗船の流れです。

何かわからないことがあれば、船長に聞いてみましょう。

実釣レポート

いざ出船

辺りはまだまだ暗い中、定刻の5:30になったらいざ出船します。

当日の朝は冷え込みが激しく、少し走ったところで外にいると寒いからとキャビンへ避難。

すると、キャビン内は暖かくて快適そのもの。

冷暖房を完備しているキャビン

船長にあとから話を聞いたところ、キャビンに冷暖房を完備しているんだとか!

これなら寒い時期でも、暑い時期でも移動中は快適に過ごせますね!

キャビンから眺める朝焼け

少し走ると段々と明るくなり、綺麗な朝焼けが見えてきました。

木々が生い茂る先に都会の風景があり、それを楽しみつつ、暖かいキャビンの中でのんびりと過ごしながら釣り場へと船が走り続けます。

東京湾に到着

出船からおおよそ40分ほど、荒川を下ってやってきたのは東京湾。

羽田空港の沖

そこから20分ほど走り、到着したのは羽田空港近くの沖。

船長からアナウンスがあり、釣りをスタートします。

船長によると水深25mほどのポイントで、底から10mくらい上まで魚探に反応が出ているとのこと。

釣りスタート

80gのジグを底まで沈めて、10mほど巻き上げたらまた底までジグを沈めて巻き上げる、を繰り返してシーバスを狙います。

少しずつポイントを移動して反応を探りますが、ここでは不発。

羽田沖から移動

船長からアナウンスがあり、大きく移動することになりました。

次にやってきたのは川崎の工場地帯を眺められる沖。

ここのポイントも水深25mほど、同じように底から10〜15mほどジグを巻き上げては落としを繰り返してシーバスからの反応を探ります。

早速シーバスがヒット

すると、早速同乗したアングラーズスタッフのロッドが大きく曲がります。

50cmほどのシーバスをキャッチ

50cmほどのシーバスをキャッチ。

良い滑り出しですね!

釣りを再開してまたすぐに

またまたシーバスヒット

レンタルタックルで釣りをしていたアングラーズスタッフにシーバスがヒット。

50cmほどのシーバスを追釣

またまた、50cmほどのシーバスが釣れ上がりました。

流れに乗れていない筆者。

ちょっと焦りつつも誘っているとやっとヒット。

筆者もシーバスキャッチ

40cmほどで小型ではあるものの、シーバスをキャッチし、全員安打で一安心。

釣れ始めるとバタバタと連発するのがシーバスジギングの楽しいところですよね!

これで時合いが始まったのか、

大きく曲がるロッド

良型のシーバス

今度は60cmを超える良型。

筆者も追釣

さらには筆者にも50cmを超えるシーバス

シーバスが連続でヒット

またまた、本命と良い感じに連続でヒット。

「楽しすぎる!」

「80cmを超えるランカーが釣れちゃうかも!?」

3名とも仕事だということを忘れ、すっかり釣りを楽しんでしまっています。(笑)

しかし、そんな欲望に満ち溢れた我々の思いに反し、何匹か釣ると反応がなくなってきてしまい、船長からアナウンスがあって大きく移動してみることとなりました。

風の塔

アクアラインの換気口となる風の塔、川崎近辺のストラクチャー周りなど、複数のポイントを回ってみるものの反応を得られず。

船長から「今日は凪倒れですね......」のひとこと。

凪倒れとは、天気が良くて風と波がない状況で魚がなかなか釣れないときのこと。

まさかの凪倒れ

風、波がないと釣りはしやすいものの、魚からの反応が得られにくくなることもあるんですよね。

こんな日もあるよね、ということで納竿となり、帰港することとなりました。

と思ったのも束の間、船長から「鳥山があるのでちょっと狙ってみましょうか」とのアナウンスが。

急遽、釣りを再開することに!

もう終わりかと思ったのに、まだ釣りができるとは、テンションが上がりますね。

羽田空港から飛び立つ飛行機

ちょうど羽田空港の滑走路を眺める沖。

飛行機が飛び立つのを見ながらシーバスを狙います。

鳥山効果でしょうか、釣りを再開して少ししたところで筆者のジグにシーバスがヒット!

しかし、水面でバラしてしまいました。(涙)

その後も釣りをし続けてみたものの、ここで本当のタイムアップ。

絶好のチャンスを掴めず、残念すぎる......。

無念の納竿

またリベンジしたいと思いつつ、羽田空港を横目に見ながら、乗船場所まで帰港します。

スカイツリー

荒川を走行している途中で見えてきたのは、スカイツリー。

こういう景観を楽しめるのも魅力的ですね。

川沿いの景観を眺めていたらあっという間に乗船場所まで帰ってきました。

船長インタビュー

けやき丸・長谷川船長

今回、シーバスジギングを案内してくださったのは、けやき丸・長谷川船長。

お父様が漁師をしており、船舶経験は20年以上と経験豊富。

現在所有している船を購入したタイミングで釣り船をスタートし、現在では船長歴18年で自身も釣りが好きだという船長にお話を伺いました。

長谷川船長と筆者

ーー船長、今日はありがとうございました!

なかなか厳しい中でしたが、全員シーバスが釣れて本当に楽しかったです!

船長が思うシーバスジギングの面白いところってどんなところでしょうか?

釣れたシーバス

船長:シーバスジギングの面白いところは、シーバスがたくさん釣れることですね。

これでもかってくらいに入れ食いになることも少なくないので、多くの人にぜひ挑戦してみてほしいです!

また、シーバスジギングでは、ジギングの基礎的な釣り方を覚えられるのも特徴だと思います。

シーバスは大きなアタリが出ることが多く、フォール中のアタリを捉える練習にもなります。

シーバスジギングを基礎として、ここから青物ジギングにステップアップするのも良いですよ!

タモ入れの瞬間

ーー初心者でも数釣りを楽しみやすく、さらにはジギングの勉強にもなる。

これはみなさんに挑戦してほしいですね!

船長:そうなんです!

ただ、最近ではシーバスジギングを楽しめる船が少なくなってきているみたいで。

昔からシーバスジギングを楽しんでいる人も多くいるので、その人たちのためにも出船しています。

また、レンタルタックルの用意もあるので、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね!

ーータックルがない人でも安心ですね!

けやき丸さんでは、シーバス以外にどんなターゲットを狙えますか?

船長:タチウオ、タイラバ、青物ジギング、秋になるとサワラキャスティング、さらにはシイラ、キハダキャスティングも楽しめます。

お越しいただく人の要望に応えて出船していますよ。

けやき丸

ーー埼玉県戸田市から出船しているところもけやき丸の1つの特徴なのかなと思います。

埼玉県に住む人にとっては、東京、神奈川、千葉など、渋滞しやすいところを通らずに船に乗れるのは大きな魅力ですよね。

船長:戸田市や和光市、群馬県など、北関東からお越しいただくお客様が多いですね。

やはり渋滞するスポットを通らずに船に乗れるのは、お客様には大きなメリットになると思います。

ただ、サワラキャスティングの時期になると、神奈川県の横浜市、横須賀市や千葉県からお越しいただくお客様も結構いらっしゃいますよ。

ーー北関東を中心に、多くのお客様にご利用いただいているんですね!

それでは、最後に読者のみなさまにひとこといただけますでしょうか?

船長:ルアーの船というと敷居が高い印象を持つ人が多いかもしれませんが、けやき丸はアットホームな雰囲気でビギナーさん大歓迎です!

また、埼玉県北部、北関東の人に海釣りというものを身近に感じてほしいとの思いで営業しています。

ぜひお気軽にお越しくださいね!

けやき丸・長谷川船長

今回訪れてみて感じたのは、船長が優しくて丁寧に対応してくれること。

ルアー釣りに慣れたベテランだけでなく、初心者にもおすすめです!

シーバスジギングはもちろん、サワラキャスティング、タイラバなど気軽に楽しんでみたい人は、ぜひ訪れてみてくださいね!

▼今回乗船したけやき丸について

▼今回利用したプランはこちら

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わたしが書きました

山下 洋太

山下 洋太

釣り歴20年以上のフリーライター。シロギスやメバルのような小型魚からキハダマグロのような大型魚まで、なんでも狙うスタイルで船釣りを楽しんでいます。また、元料理人で釣った魚を調理するのも楽しんでおり、その魅力を発信するべく執筆活動をしております。

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