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更新 2025年7月9日

アングラーズスタッフが挑戦!東京湾タコ釣りレポート in 横内丸

6月の開幕直後から連日好調が続き、20杯に到達する釣り人も続出している東京湾のマダコ。

初めて挑戦する人でも10杯以上も釣れる日があると聞けば、じっとしていられないのが釣り人のさがです。

そんな好調ぶりを確かめるべく、アングラーズスタッフ9人と筆者が横浜市・金沢漁港『横内丸』に乗船!

エギタコでのマダコ釣り初挑戦の筆者がその様子をレポートしていきます。

横内丸の紹介

横内丸

2010年6月に開業し、休日はもちろん、平日でも多くの釣り人で賑わう横内丸。

マダコの釣果が数多く上がる船としても知られており、マニアから初心者まで人気を集める釣船です。

アクセスは、横浜シーサイドラインの野島公園駅から徒歩約5分、京急本線の金沢八景駅から徒歩約23分。

車の場合には、首都高速湾岸線・幸浦ICより約10分、横浜横須賀道路・朝比奈ICより約20分。

無料の駐車場を用意しており、車でも電車でもアクセスしやすいのが魅力的です。

実釣レポート

いざ出船!爆釣の開幕!

金沢漁港からいざ出船

7:20、定刻となり、金沢漁港からいざ出船。

横浜・八景島シーパラダイスの横を通り抜けると、船速が上がり始めます。

ポイントまでおおよそ40分、やってきたのは川崎沖。

船長から合図があり、釣りスタート。

釣りスタート

まずは仕掛けを海底に落とします。

タコ釣りの基本は、オモリが着底した状態をキープし、ロッドを上下してエギだけを動かすこと。

そして、出船前、船長から「5秒ほどしたら、ロッドを立てて空アワセしてみてください」とレクチャーを受けていました。

なお、今回使用したのは横内丸ならではの工夫が施されたエギタコ仕掛け。

ここでは詳細は伏せさせていただきますが、ぜひ現地で船長のレクチャーを受けて、その効果を体感してみてください。

集中して釣りをするアングラーズスタッフ

船長に教えていただいた通りにタコを狙っていると……

「あ、乗った!」

隣からいきなりの歓声。

1杯目のタコ

開始直後に1杯目のマダコをキャッチ!

さらに

「よっしゃ!」

との声が上がり、ロッドが大きく曲がりました。

2杯目のタコ

これも本命のマダコ!

そのほかにも

続々とマダコが釣れる

開始直後から入れ食い状態です。

そんな状況に筆者も我慢できず、急いで仕掛けを投入してみます。

仕掛けを底まで落とし、教わった通りに誘っていると、わずかな重みが加わったような気がしました。

「...今か?」

ロッドを立てて空アワセをしてみます。

すると、ずっしりとした重みが手元に伝わります。

筆者もマダコをキャッチ

ロッドを上下させずにラインを巻き上げると、悲願のエギタコ初キャッチに成功しました!

ポイント移動でまたまた入れ食いの中盤戦

集中力を切らさずに釣りをする

入れ食いがやや落ち着いたお昼ごろ、ポイント移動を繰り返しつつ、釣れるポイントを探します。

何回か移動した先で、ふたたびタコらしき反応が出始めました。

筆者の隣で上がったタコ

すると隣で、タコが上がります。

しかも連続でヒットし、一気に釣果を5杯ほど伸ばしています。

釣り方を聞いてみると、あまり誘わずに着底した状態をキープしているんだとか。

その釣り方を真似してみると、早速ヒット。

ダブルキャッチ

隣のアングラーズスタッフも同時ヒットし、見事ダブルキャッチに成功!

ついに終盤。アングラーズスタッフ竿頭なるか!?

残り時間後わずか

楽しい時間はあっという間で残りはあと1時間ほど。

ここで隣のアングラーズスタッフはあと3杯で20杯を達成するとのこと。

周りを見るとそこまで釣っている人は少なく、竿頭が狙えそうな勢いです。

20杯のタコをキャッチ

1杯、2杯と追加し、あっという間に3杯を釣り上げ、20杯に到達!

筆者はというと9杯を釣り、初めてとしては十分な釣果。

ほかのアングラーズスタッフは、10杯前後の釣果が多く、みな大満足。

帰港

終盤にも数杯を釣り上げ、大満足の中、帰港時間を迎えました。

そして、20杯を釣り上げたアングラーズスタッフは、見事に竿頭。

「あまり活性が高くない日だったので、エギを動かしすぎないように、タコがエギに抱きつく間を与えることを意識しました」

誘い方はシンプルでも、ちょっとした工夫で釣果に大きな差が出るのがエギタコの奥深さ。

今回、筆者は9杯とまずまずでしたが、次こそは20杯を目指して、再チャレンジしたいと思います!

集合写真

アングラーズスタッフはみな、充実した表情が溢れるほど好釣果に恵まれました!

そんな楽しい釣行を支えてくれたのが、横内丸の船長です。

ここからは、今季のマダコ事情や釣果アップのコツについて、お話を伺ってみました

横内丸・船長インタビュー

横内丸の船長

今回お世話になった横内丸の船長にお話を伺いました。

ーー今回はありがとうございました!

初挑戦のアングラーズスタッフも無事に釣れ、大満足の釣行となりました!

今年は開幕からタコが好調だと話題に上がることが多いですが、実際のところどうでしょうか?

船長:そうですね。

今年は例年以上にマダコの数が多いと感じています。

ーーやはり、今年は好調なんですね!

私の釣果は9杯だったんですが、20杯釣ったアングラーズスタッフもいました。

釣果に差が出る要因は何でしょうか?

船長:タコがエギに乗った瞬間がわかる人はよく釣れている印象です。

タコのアタリがわかればあわせるタイミングがわかるようになり、数が伸ばせるようになります。

ーーでは、竿もアタリがわかりやすいものがいいということですね。

船長:乗った瞬間がわかる先調子で、硬い竿がおすすめですね。

タコが大きくなると、底に張り付く力が強くなるので、タコをしっかり引き剥がせる硬さの竿が適しています。

専用竿がおすすめではありますが、ヤリイカ竿、カワハギ竿を流用するのもいいですよ。

ーーこれから始める人は代用ロッドから始めるのもいいですね!

今回はタコ釣りを楽しませていただきましたが、横内丸さんでは、そのほかにどのような釣りものを楽しめますか?

船長:今回のマダコとタイラバがメインの釣りものです。

また、夕方に出船し、日没前にLTアジ、日没後にメバル・カサゴを狙うプランも用意しています。

ーーどれも魅力的なプランですね!

横内丸さんはどのような特徴がある釣船でしょうか?

船長:公平な席決めが特徴です。

釣り座は出船前にくじ引きで決めます。

初めての人でも、遠方からお越しの人でも4隅の席を取っていただけるチャンスがあります。

ーー最後に読者のみなさんにひとこといただけますでしょうか?

船長:今年はマダコの当たり年です。

タコ釣りをやってみたいと思っている人は、今年挑戦するのがおすすめです。

みなさんのお越しをお待ちしております!

今年はマダコの当たり年!挑戦するなら今がチャンス

7/2に横内丸で上がったタコ

7.15kgの超大型サイズ

7月1日の全面解禁では、良型揃いで20杯達成した人がいたのはもちろん、2日には7.15kgの超大型サイズも上がっているようです。

このチャンスを逃さないように、ぜひ横内丸でマダコ釣りに挑戦してみてくださいね!

横内丸へのアクセス

金沢八景駅からの経路

八景島方面からの経路

金沢漁港交差点を曲がり、漁港方面へ向かいます。

金沢漁港の入り口

100mほど進んだ先に金沢漁港の入り口があります。

右手に30mほど進んだ先が受付の裏手です。

スタッフの指示に従って駐車しましょう。

▼横内丸についてはこちら

わたしが書きました

山下 洋太

山下 洋太

釣り歴20年以上のフリーライター。シロギスやメバルのような小型魚からキハダマグロのような大型魚まで、なんでも狙うスタイルで船釣りを楽しんでいます。また、元料理人で釣った魚を調理するのも楽しんでおり、その魅力を発信するべく執筆活動をしております。

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