ぷりぷりとした食感と濃厚な旨味が魅力のマダコ。 刺身はもちろん、炒めても、揚げても、炊き込んでも美味しく楽しめる万能食材です。

今回は、釣ってきたマダコをより美味しく味わえる、定番＆アイデアレシピを元料理人の筆者が5つ紹介します！

マダコのおすすめレシピ5選

たこぶつ

軽く茹でたタコを一口大ほどにカットするだけの簡単料理のたこぶつ。

切ってそのまま盛りつけてもいいですが、香味野菜と和えると、夏らしくさっぱりと食べられます。

[材料]

マダコ 適量

大葉 お好みで

みょうが お好みで

[手順]

①軽く茹でたマダコの足を食べやすい大きさに切ります。

②大葉を細切りに、みょうがを小口切りにし、切ったマダコ（半量）と和え、皿に盛り付けたら完成です。

香味野菜を和えたものと和えてないものを盛り付けて、2つの味を楽しむのもおすすめですよ！

タコ飯

タコ飯を作るときには、タコの茹で汁を使うのがおすすめです。

ここでは、土鍋を使ったタコ飯の作り方を紹介しますが、分量は炊飯器で炊く場合も同じで問題ありません。

[材料]

マダコ 足2〜3本分

米 2合

タコの茹で汁 300ml

薄口醤油 大2

酒 大2

[手順]

①下茹でしたタコを食べやすい大きさに切ります。

②米を研ぎ、15分浸水してからザルに15分上げ、余分な水を切ります。

土鍋に米、茹で汁、薄口醤油、酒を入れ、蓋をして強火にかけます。

炊飯器の場合には、炊き始める前にタコを入れておきましょう。

③沸騰したら中火にし、8分ほど加熱します。

8分経ったら蓋を開け、切ったタコを入れます。

④弱火にして8分ほど経ったら火を止めます。

15分ほど蒸らしたら完成です。

切ったタコを途中で入れるのは、土鍋の中で米を対流させて美味しく炊くため。

タコが最初から入っていると米がうまく対流しなくなり、ベチャッとした仕上がりになってしまうので注意が必要です。

また、茹で汁の濃さによっては、そのまま使うとお米の味が感じにくくなってしまいます。

お米の味を感じたい人は、茹で汁を水で薄めておくのもいいでしょう。

唐揚げ

タコの唐揚げは油が跳ねるから敬遠している人も多いはず。

しかし、茹でたタコの皮を剥けば、油跳ねを軽減でき、美味しいタコの唐揚げを作れます。

[材料]

マダコ 適量

小麦粉 適量

油 適量

[手順]

①茹でたタコの吸盤の両側に皮だけを切るように包丁で軽く切り込みを入れます。

②切り込みから皮を剥きます。吸盤は取り除かないように残しておきます。

③タコの水気を十分に拭き取り、一口大に切って表面に小麦粉を薄くつけます。

④フライパンに油を入れ、180度ほどまで熱し、小麦粉をつけたタコを入れて揚げます。

⑤裏返しながら、うっすらと焦げ目がつくまで揚げ、バッドで油を切り、皿に盛り付けたら完成です。

油跳ねが軽減できると、カリッとした食感を楽しめるようになります。

また、醤油や砂糖、みりんなどの下味をつけてもいいですが、下味なしで揚げるとタコ本来の風味を堪能できるのでおすすめですよ。

バター醤油炒め

オリーブオイルで長ネギを焦がせば、いつもよりも味わいが深いバター醤油炒めが作れますよ。

[材料]

マダコ 足2〜3本

長ネギ 1本

バター 10g

醤油 大さじ1.5

[手順]

①長ネギを5mm幅の斜め切りにし、オリーブオイルを入れたフライパンで焼き色が付くまでしっかりと焼きます。長ネギに焼き色がついたらバター、一口大に切ったマダコを入れて炒めます。

②タコにうっすらと焦げ目がついたら醤油を入れて、水分が飛ぶまで炒めます。

醤油が焦げてきたら火を止めてさらに盛り付ければ完成です。

醤油をしっかりと焦がすのが美味しく仕上げるコツです。

長ネギと一緒に食べれば、お酒が進みますよ。

酢の物

マダコといえば、酢の物も定番料理です。

[材料]

マダコ 足2〜3本

きゅうり 1本

酢 大3

砂糖 大2

醤油 大1

塩水（塩分濃度約1.5％）

[手順]

①きゅうりを輪切りにし、塩水に30分ほど浸けます。

30分経ったら流水で軽く洗い、水気を絞ります。

②タコを削ぎ切りにします。

③酢、砂糖、醤油を混ぜ、きゅうりとタコを入れ、皿に盛り付けたら完成です。

タコをタレに漬け込みすぎると硬くなってしまいます。

なるべくなら、そのとき食べる分だけを作るのがおすすめです。

マダコを釣って、自宅で絶品料理を楽しもう！

今回は、釣ったマダコを美味しく楽しむレシピを5つご紹介しました。

シンプルに素材を味わえるものから、ひと手間かけた一品まで、どれも家庭で気軽に楽しめるものばかりです。

自分で釣ったマダコは、鮮度も格別で旨味もしっかり。

釣る楽しさに加えて、食べる喜びも倍増しますよ！

「食べる楽しみ」まで味わいたい方は、ぜひアングラーズからマダコ船を予約して、旬の味を釣りに出かけてみてくださいね。

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