こんにちは!アングラーズマイスターののぞみんこと、朝日望美です。
今回は、アングラーズが企画・主催した2泊3日のGTキャスティング限定プランに同行しました。

舞台は、沖縄の超人気船「BREEZE.Fishing Supply(ブリーズ フィッシング サプライ)」(以下、ブリーズ)。
通常のGTキャスティングでは、船を貸し切るチャータープランが基本ですが、今回はお一人から参加できる乗合プランとして実施しました。
沖縄在住のSairyuさんと、私・のぞみん、2名のアングラーズマイスターが全力で参加者をサポートする特別企画です。
本格的なフィールドで繰り広げられた熱い3日間の模様を、余すことなくお届けします!
前日入りで前夜祭!

遠方からの参加者が多かった今回は、沖縄・那覇に前泊。
せっかくなら「前日から釣り談義を楽しもう!」と、Sairyuさんが経営する『琉球餃子マニア』で前夜祭を楽しみました。

「普段どこで釣りしてるの?」「どんなタックル持ってきた?」 「GTってどんな動きに反応するの?」など、初対面でもすぐに打ち解けて、会話は尽きません。
琉球餃子をつまみながら、GTの奥深さや、釣行へのワクワク感を共有できる時間はまさに“釣り旅の醍醐味”。
翌日に向けて士気も高まり、最高のスタートが切れました。
DAY1:空港前〜慶良間・男岩へ!

朝7時ごろ、お世話になるブリーズのジョニー船長がホテルの前まで迎えに来てくださり、いよいよツアーが本格スタートです!
途中、スーパーに立ち寄って飲食料品を購入。
2日目と3日目の昼食はジョニー船長お手製のお弁当を用意してくださるため、初日の朝・昼ご飯と飲み物を中心に調達しました。
(※座間味島にも小さな商店はありますが、必要な分は事前購入がおすすめです!)
8時過ぎにはマリーナに到着し、準備スペースでタックルセッティング。
テーブルや椅子、屋根もあるので快適に支度ができました。

9時を過ぎ、準備が整ったタイミングで出港!
初日は、空港前〜黒島・男岩周りなど、慶良間諸島のエリアを探索しながら座間味島へ向かう予定です。

移動間やキャストの合間で、ルアーの操作方法、飛距離をアップするキャストフォーム、ノットの組み方などを参加者の皆さんにレクチャー。
初心者〜中級者でも安心して挑めるよう、実践的なアドバイスを行いました。

ジョニー船長が自ら指導してくださる一コマも。
笑顔と冗談を交えながらも、一人ひとりに的確なアドバイスをくださいました。

この日は反応が乏しく、1ヒットしたものの惜しくもフックアウトでキャッチには至らず......。
とはいえ、初体験のメンバーにとっては、期待が高まる一日でした!
19時ごろ、座間味島に到着し、宿でひと休み。
そのあとは島内の居酒屋で夕食をとりながら、「明日こそは!」と気合いを入れ直しました。
DAY2:スーガマエリアで大爆発!全員ヒット&6キャッチ!

朝、準備していただいたお弁当をしっかり食べて、いざ出航!

出航直後、空にはうっすらと2本の虹が。
幻想的な風景に包まれながら、船はポイントへと向かいます。
この日は、久米島寄りの曽根から、久米島と渡名喜島の間にある沖根のスーガマを終日攻めるプランです。

トップから中層まで反応があり、チェイスやバイトが次々と発生。
フローティングペンシルやシンキングペンシル、ポッパーなどさまざまなルアーに反応を見せてくれる、アツい展開です。

そして、追い食いチェイスからの3バイト目でヒット!
この日の最初のバイトだったこともあり、なんとかキャッチしようと丁寧にファイトしました。

その後、トリプルヒットにつながる展開で、参加者とダブルキャッチ!
しかし、お一人は惜しくもフックアウトでした......。

本ツアー1匹目は22kgのGT。
体高があり、ずっしりとした迫力ある個体でした。

続く2匹目は、参加者が見事キャッチ!
1日目に唯一のバイトを得ながらも、フックアップに至らず歯形だけがルアーに残るという悔しい展開を味わっていただけに、まさに待望の一尾。
初GTとは思えない落ち着いたやり取りと、力強いファイトを披露し、キャッチの瞬間には拍手と歓声が自然と沸き起こりました。

キャッチ後は、海水でしっかりと蘇生を行い、GTがしっかりと自力で泳げる元気な状態を確認してからリリース。
海へと戻っていくその後ろ姿に、「ありがとう!」と声をかけるシーンも。
魚への敬意と感謝が伝わる、心温まる瞬間となりました。

さらにバイト・ヒットが続き、午前中だけで3本キャッチ!
船全体が一気にヒートアップ!
この雰囲気のまま、2日目の勢いはさらに加速していきました。

ヒット後のファイトでは、Sairyuさんとのぞみんで連携しながらサポート。
ロッド角度の維持、ラインテンション、ランディングまで声掛けしつつ、単独キャッチできるように入念にフォローさせていただきました!

午後に差し掛かったタイミングで、サポートに徹していたSairyuさんが見事にキャッチ!
参加者のサポートをしながらも、その合間で結果を出すあたりは、さすがアングラーズマイスターです。

GT初チャレンジとなる参加者が、コンスタントに2本目を追加!
ファイトにも余裕が出てきて、1本目よりもスムーズにランディングへ。
わずか1日で大きな成長を感じられる、印象的なシーンでした。

納竿間近の18時前、この日のラストヒット!
夕暮れが迫るなか、最後まであきらめずにキャストを続けた末の一匹でした。
なんと、この1日だけで、12ヒット中6キャッチ、しかもサイズは6kg〜22kgオーバーと良型揃い!
沖縄のようなプレッシャーの高いフィールドで、全員ヒットを経験できることはとても貴重でメモリアルな日。
まさに、参加者全員の記憶に残る“GTデイ”となりました!
DAY3:苦戦のなか、最大サイズをキャッチ!

最終日も、前日に引き続きスーガマエリアへ。
しかし、この日は一転して渋い状況。
潮・風がおだやかで、GTからの反応が乏しく、ひたすら投げ続ける時間が続きました。
それでも、諦めずキャストを続けた13時ごろ。

Sairyuさんが、ついに32kgのGTをキャッチ!!
本釣行最大サイズの堂々たる1本。
サポートに徹していたなかでの一発に、船内は拍手と歓声で大盛り上がり!
沈黙の時間を乗り越えてのビッグフィッシュは、やはり格別でした。
最後に

今回は、初挑戦者から経験者まで、全員にGTがヒットし、学び・実釣・スキルアップの三拍子が揃った3日間となりました。
釣果はというと、合計7キャッチ/10バイト以上と堂々たる内容。
それ以上に心に残ったのは、一投一投の中にある緊張感。
そして、バイトの瞬間、バラシの悔しさ、キャッチの歓喜。
GTキャスティングの魅力を余すところなく体験できたツアーになったと思います。
「投げる・誘う・掛ける・獲る」すべてが奥深く、多くの人が魅了されているのがこの釣り。
しかし、挑戦する一歩を踏み出せない方、チャーターのハードルが高くて迷っている方も多いはず。
そんな方にこそ、こうした乗合型のツアーがおすすめです。
今後もアングラーズマイスターとして「挑戦しやすいビッグゲーム体験」を企画していけたらと思っています!
ご参加いただいたみなさん、ジョニー船長、そしてSairyuさん、ありがとうございました!

次は、あなたがGTと出会う番かもしれません。
そんな機会がまた訪れたら、ぜひ一緒に、沖縄の海でチャレンジしましょう!




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