船釣りをしていると、一般的にはあまり使用されない単語や用語が飛び交うことも少なくありません。
それを耳にしたときに、「あれ、今なんて言った?」「なんのことを言っているんだろう?」と悩むこともあるでしょう。
今回は、釣り人の間で使用されている釣り用語の中から『竿頭』について紹介します。
これを読んで、次の釣りから『竿頭』を使ってみましょう!
竿頭とは?
釣り船の釣果情報で「今日の竿頭は〇〇匹を釣った××さん」のような文言を目にしたことがある人も多いはず。
竿頭とは、船に乗り合わせた釣り人の中で1番魚を釣った人のことを意味する釣り用語です。
ちなみに、竿頭と書いて『さおがしら』と読みます。
また、船で2番目に魚を釣った人のことを次頭(じとう)、船でもっとも釣れなかった人はスソといいます。
竿頭を決めるのはその日狙っている魚の数。
例えば、シロギス船に乗った場合には、シロギスのみの数をカウントして竿頭を決めます。
シロギス釣りでメゴチやトラギスなどのゲストが釣れても、竿頭を決めるための数には含まれないので覚えておきましょう。
竿頭になるとホームページに名前が載るだけでなく、竿頭だけに用意されている特別なステッカーがもらえる釣り船もあります。
また、竿頭券がもらえる釣り船もあり、規定の枚数を集めると乗船料がタダになるサービスを行っている場合も。
競技志向が強く、数釣りが楽しめるカワハギ、シロギスなどでは、特に竿頭を目指す釣り人が多くいます。
テクニックを磨きつつ、さらに数釣りができるように試行錯誤する、これも船釣りの楽しみ方の1つといえるでしょう。
竿頭を目指して船釣りを楽しもう!
船釣りはのんびりと釣りを堪能できる一方、数を真剣に狙う楽しさもあり、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
竿頭というとベテランだけが手に入れられる称号のように感じますが、初心者でもなれる可能性を十分に秘めています。
竿頭を目指し、楽しみながら船釣りを堪能しましょう!
▼関連記事