刺身の作り方には、削ぐように切る削ぎ造り、縦に切って角がある平造りなどさまざまな種類があります。
その中に『糸造り』と呼ばれる刺身の作り方があるのをご存知ですか?
同じ魚でも作り方によって刺身の食感が大きく変化し、糸造りも独特の食感を演出できると高級な和食店でも用いられる手法です。
今回は、糸造りの作り方はもちろん、どんな魚に適しているのかも紹介するので、チェックしていきましょう!
糸造りとは?
糸造りとは刺身の作り方の一種で、身を5mm幅ほどの棒状に細長く切るのが特徴です。
刺身にするとき以外にも、ゴマの和え衣を和えるゴマ和えやタラコを和える真砂和えなどの和え物。
さらには、醤油ダレに漬け込んで作るユッケを作る際にも糸造りが用いられます。
糸造りにするとプリっとし、ほかの切り方では味わえないなんともいえない食感を生み出します。
また、見た目にも美しく、いつもの刺身をさらにグレードアップするでしょう。
糸造りに適している魚
糸造りは、身の幅が狭くかつ、身がしっかりとしている魚に適している刺身の作り方です。
例を挙げると、シロギスやサヨリタチウオなどの白身魚から、ヤリイカ、スルメイカなどのイカにも適しています。
また、マダイのような身が厚い魚であっても、厚みを整えてあげることで糸造りにできます。
糸造りの手順
ここからは糸造りの手順を紹介します。
まずは魚を三枚おろしや大名おろしにして、
皮を引きます。
厚みがある魚の場合には、5mmほどの厚みにカットしておきます。
5mm幅ほどカットします。
お皿に盛り付ければ糸造りの完成です。
お皿に盛り付けるときには、端をやや曲げるようにして高さを出すのがおすすめ。
立体的になり、見た目がグッと良くなります。
また、和え物にした場合には、丸くなるように盛り付けるのもあり。
ユッケであれば真ん中に生卵の黄身を落とすのもいいでしょう。
糸造り用の魚を船釣りでゲットしよう!
糸造りにする魚も釣ったばかりの新鮮な魚であれば、その美味しさは格段に変わります。
たくさんの魚が釣れたら、糸造りとそのほかの方法を食べくらべもできちゃいます。
たくさんの魚を釣るには、沖に出て魚が豊富にいる釣り場で楽しめる船釣りがおすすめです。
高級魚がたくさん釣れる可能性もあり、美味しい魚料理を堪能できます。
この機会に船釣りに挑戦し、美味しい魚を糸造りにしてその味を堪能してみましょう!
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