9月10日から開催されていたアングラーズ公式「タチウオチャレンジ」に、アイドルグループ「レッスントゥミー」が参戦!
釣り経験がほぼないメンバー4人が、東京・葛西橋の第二泉水さんに乗船しました。
誰が最も大きなタチウオを釣り上げることができるのか!?
その様子をリポートします!
今回のチャレンジャー レッスントゥミー
レッスントゥミーは2022年5月にデビューした女性アイドルグループ。
月城キキさん、今宮ムギさん、真宵カリナさん、子夢ういさん、兎丸あゆみさんの5人組で、「人生はレッスンである」をコンセプトに、さまざまなことに挑戦し続けています。
今回は「レッスン」の一環として、メンバーのうち4人がほぼ未経験という釣りにチャレンジ(兎丸あゆみさんは、直前のライブで骨折してしまい泣く泣く不参加)。
誰が一番大きいタチウオを釣ることができるのかを競います。
未経験者がいきなり船釣りに挑戦して釣れるものなのか、ちょっとドキドキです。
今回の釣船 第二泉水
今回4人が乗船するのは、東京都江東区にある老舗の船宿、第二泉水さん。
アジ、タチウオ、シロギス、カワハギなど気軽に挑戦できる釣りが中心で、連日多くの釣り人で賑わっています。
初心者にとってややハードルが高く感じられる船釣りですが、乗船手順や釣り方をおかみさんや船長がやさしく教えてくれるので安心!
竿やリール、ライフジャケットなどレンタルも揃っています。
また、首都高速中央環状線・船堀ICから約3kmという好立地で、都内からのアクセスが抜群というのも魅力。
電車でも釣行可能で、東京メトロ東西線の南砂町駅や都営新宿線の東大島駅まで車で迎えにきてくれます。
地下鉄で釣りに行けてしまうなんて、ありがたいですよね。
緊張しながらの乗船。いざ、釣り場へ!
集合は朝6時半。乗船名簿の記入やレンタル品の手続きなどを行い、船宿から歩いて3分ほどの荒川沿いにある乗船場所へと向かいます。
歩くといっても、クーラーなど重い荷物は船長が車で運んでくれるので、身の回りの品だけ持てばOK。楽々です。
最初は4人とも少し緊張した面持ちでしたが、土手を超えて乗船する船が見えたところでテンションが一気に高まったようで、大きな歓声をあげていました。
ここでメンバーそれぞれに本日の意気込みを聞いてみましょう。
◾️今宮ムギさん
釣りは超初心者ですが「YouTubeとかwebでめちゃめちゃ勉強してきたので、めちゃめちゃ大きいの釣りたいです!」
◾️月城キキさん
「釣り自体初めての体験なので未知すぎるんですけど、やるからにはでっかいお魚を釣りたいと思います! がんばります!」
◾️真宵カリナさん
「子供のころ父に船釣りに連れていってもらった経験があるんですが、タチウオは初めてでドキドキしています。一生懸命やらせていただきます!」
◾️子夢ういさん
「今日は自分の身長(149cm)より大きい魚を釣りたいと思います。でもなんていう魚でしたっけ?そう、タチウオです!がんばります!」
釣りをしたことがあるのは真宵さんだけのようですが、全員やる気は満々。どんな結果になるのか楽しみです。
第二泉水さんには釣り船が3隻あり、この日はタチウオのほかLTアジ船も出船していましたが、当然ながら我々はタチウオ船に乗り込み、決められた場所に座ります。
予定時刻の7時に船がゆっくりと河岸を離れ出船。
船長の小倉さんに聞くと今日は神奈川県の走水まで行くそうです。
船がスピードを上げると、4人の興奮度は早くもMAXに。
遠く見える東京のビル群、海の上を飛ぶ鳥、すれちがうタンカーの大きさなど、普段の暮らしでは見ることができないものに驚き、感動している様子です。
今日の釣り方
東京湾を南下し、1時間と少しで釣り場に到着。
すでに数多くの釣船が集まっていますが、はやる気持ちを抑えてまずはタックルの準備です。
タチウオ釣りにはいろいろな方法がありますが、今回使うのは天秤仕掛け。
これは天秤というオモリを付けたL字型の金具の片方に道糸、もう片方に長さ2mほどのハリスと針を付けるポピュラーな仕掛けです。
オモリは80号を使用します。
天秤とオモリは竿、リールと一緒にレンタルできます。
また、すでにハリが結んであるハリス部分の仕掛けは、船上で購入できます。
このハリスから先の部分と天秤と道糸を繋げなくてはなりませんが、簡単に取り外しができるスナップという金具が付いているので、糸を結ぶ必要はありません。
スナップを開いて金具に取り付け、また閉めるだけなので、糸の結び方を知らない初心者でも1人で仕掛けづくりが可能です。
エサは魚の切り身。今日はコノシロのようです。
短冊状にカットしてある切り身に数回針先を通す、縫い刺しといわれる方法で針に付けます。
準備ができたら、仕掛けを海中に投入。いよいよ釣りが始まります。
いよいよタチウオ釣りがスタート。早速アタリが!
船長が「43〜45メートル」というようにマイクでタチウオがどのくらいの深さ(タナ)にいるかを知らせてくれるので、その深さまで仕掛けをスルスルと落としていきます。
釣り方がわからなくても、船長がていねいに教えてくれるので安心です。
自分の仕掛けがある深さを知るには、道糸のPEラインに等間隔で付いている印が頼り。
釣り場に到着するまではしゃいでいた4人でしたが、いざ釣りが始まると全員が真剣な顔になり、リールから出ていくラインをじっと見つめています。
指示されたタナまで仕掛けを落とし、ゆっくり竿をあおったら動きを止めて餌を海中に漂わせて誘う。
その作業を30分ほど続けていると、ついにムギさんに大きなアタリ!!
銀色の魚体を輝かせながら上がってきたタチウオは、指5本ではとうてい収まらない太さです。
こんなのが釣れちゃうんですね。
「重たいと思ったんですが、魚かわからなくて。でも上げたら釣れてました(笑)。これって大きいほうですか?」
無邪気に笑う今宮さんですが、全長を測って見ると驚愕の133cm。
ベテランでもなかなか釣れない堂々たるドラゴンサイズです。
今宮さんの隣に釣り座を構えた子夢さんも、開始1時間で1本目をキャッチ。
「初めまして」とタチウオにあいさつを済ませました。
そして、ここから着実に数を伸ばし、こちらもメーターを楽々超えるドラゴンサイズを釣り上げてしまいました。
メンバーで最年少での子夢さんですが、落ち着きある姿はまるでベテランの釣り師のよう。
見ていて驚くほどの集中力を発揮し、見事に結果を出しました。
「タチウオってすごくきれいな魚ですね。見てほしいこのツヤを!ヒレのこのスケ感が『ばえ』ですよね。今度自分たちの衣装もタチウオをイメージしてつくりたいです」
良型を連発している今宮さん。
聞けば、自分なりにいろいろな誘い方を試したり、釣れているお隣の方の誘い方を見てこっそり真似たりしていたそうです。
そんな余裕があるなんて、とてもビギナーとは思えません。
一方、苦戦を強いられたのが真宵さんと月城さん。
真宵さんはライントラブル、月城さんは船酔いに悩まされたようです。
しかし、「釣れなくても、こうして自然の中にいるだけで癒されます」と真宵さん。
大海原で無心に釣りをする時間を十分に楽しめたようです。
そしてついに沖上がりの時間を迎え、釣りは終了。
早朝からでしたがあっという間に時が経ってしまいました。
果たして本日の勝者は......?
そして気になる結果は、今宮さんが計5本で最高133cm、子夢さんが計3本で最高120cm、月城さんと真宵さんが0本ということで、今宮さんがサイズでも数でもグループ内トップを獲得しました!
◾️勝者の言葉 今宮ムギさん
「毎日動画を見て釣り方を学んできた甲斐がありました。でも、いざやってみるとうまくいかないことも多く勉強になりましたね。それにしても、釣りがこんなに楽しいものだなんて。これからはもっと釣りに行きたいと思います!」
釣りの楽しさを知った4人。また釣りに行きたい!
初めてのタチウオ釣りで133cmというサイズは、今宮さんが船長の指示通りにこまめにタナを取り直し、いろいろな誘い方を試した結果。
とてもビギナーズラックという言葉で片付けられません。
今後、達人になる素質を秘めていると感じさせられました。
4人で8本という釣果は予想以上ですが、初心者でもたくさん釣りやすいというのが船釣りの魅力。
四方を海に囲まれ非日常感を楽しめる船上で、のびのびと釣りができる船釣りの魅力に4人ともすっかりハマったようで、またチャレンジしたいとみんなで話していました。
なお、今回のチャレンジの様子は、YouTubeのレッスントゥミー公式チャンネルでも紹介されています。
そちらもぜひご覧ください。
▼レッスントゥミー公式チャンネル
「初めてタチウオ釣りに挑戦してみた結果、、、すごいの釣れた!!」
▼今回4人が乗船した第二泉水についてはこちら
▼第二泉水のタチウオの釣りプランはこちら
【第二泉水へのアクセス】
・車の場合
首都高速中央環状線の船堀橋ICより約5分。
・電車の場合
東京メトロ東西線の南砂町駅、都営新宿線の東大島駅より送迎あり。
・住所
東京都江東区東砂5-15-12
▼関連記事