初心者でも釣りやすく、初めての船釣りでも人気が高いターゲットのシロギス。
高級な食材としても知られるシロギスは、一流の天ぷら店でも用いられており、特に東京湾で獲れたものは1kg5,000円を超える高値で取引されることも少なくありません。
そんなシロギスを美味しく食べたいけど、どのような料理にしたら良いか迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、元料理人の筆者が誰でも簡単にできるシロギスのおすすめレシピを紹介します。
シロギスのおすすめレシピ3選
◾️天ぷら
シロギスといったらやっぱり天ぷら!
ここでは、天ぷら粉を使わず、より本格的な仕上がりになる作り方を紹介します。
[材料]
・シロギス 2匹
・薄力粉 適量
・水 300ml
・卵 1個
[手順]
①うろこ、内臓、頭を取り除いて流水で汚れを流し、キッチンペーパーで水気を拭き、背開きにします。
②ボウルに水、卵の順に入れ、よく混ぜて卵水を作ります。別のボウルに小麦粉と卵水を1:1 になるように入れてサッと混ぜて衣を作り、背開きにしたシロギスの表面に薄く薄力粉をつけてから衣をつけます。
③皮を上にして180℃ほどの油に入れます。2分ほど経過し、泡の量が減ってきたり、シロギスが反ってきたりしたら揚げ上がりの合図。
油を切って皿に盛り付けたらシロギスの天ぷらの完成です。
◾️昆布締め
刺身でも美味しいシロギスですが、昆布締めにするとさらにその旨みが増します。
身が締まるのでコリコリとした食感を楽しみたい人にもおすすめですよ!
[材料]
・シロギス 3匹
・昆布 適量
・酒 適量
[手順]
①うろこ、内臓、頭を取り除いて流水で汚れを流し、キッチンペーパーで水気を拭き、大名おろしにして腹骨をすきとり、皮を引きます。
②キッチンペーパーに酒を軽く含ませて、表面をサッと拭いた昆布で皮を引いたシロギスを挟み、ラップで包んで冷蔵庫に一晩置きます。
③身から昆布を剥がし、削ぎ造りや糸造りなど、好みに合わせて切ります。
皿に盛り付けたら完成です。
◾️一夜干し
塩焼きにするのもいいですが、たくさん釣れて日保ちさせたいときには一夜干しにするのがおすすめ。
程よい塩味が乗り、酒の肴にもぴったりですよ!
[材料]
・シロギス 10匹
・水 500ml
・塩 25g
[手順]
①シロギスのうろこ、頭、内臓を取り、流水で汚れを流し、キッチンペーパーで水気を拭き取り、背開きにします。
②水500mlと塩25gを混ぜて、塩分濃度5%の塩水を作り、その中に背開きにしたシロギスを入れて30分漬けます。
③30分経ったら塩水から取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
バットの上に網を置き、身を上にしてシロギスを置いて、冷蔵庫で一晩乾燥させます。
④乾燥させたら魚焼きグリルでサッと焼きます。
軽く焦げ目がついたら皿に盛り付けて完成です。
新鮮なシロギス料理を楽しもう!
火を入れて食べるのが定番のシロギスですが、釣ったばかりであれば生でも美味しく食べられます。
美味しい高級魚のシロギスも船釣りであれば、数釣りできる可能性も多いにあります。
今週末は船釣りでシロギスを狙い、美味しい料理を堪能しちゃいましょう!
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