船釣りをしていると、一般的にはあまり使用されない単語や用語が飛び交うことも少なくありません。
それを耳にしたときに、「あれ、今なんて言った?」「なんのことを言っているんだろう?」と悩むこともあるでしょう。
今回は、釣り人の間で使用されている釣り用語の中から『つ抜け』について紹介します。
これを読んで、次の釣りから『つ抜け』を使ってみましょう!
つ抜けとは?
『つ抜け』とは、10匹以上の魚を釣り上げることを意味します。
「え、なんで!?」と思う人も多いのでしょう。
では、「一つ(ひとつ)、二つ(ふたつ)、三つ(みっつ)」と数えていってみましょう。
「八つ(やっつ)、九つ(ここのつ)、十(とお)」
十になると数字のあとに付く「つ」がなくなりますよね。
このことが『つ抜け』の由来です。
使い方の例としては、
「今日はつ抜けを目指そう」(意味:今日は10匹以上の釣果を目指そう)
「今日はつ抜けした」(意味:今日は10匹以上釣れた)
などなど。
船釣りをしていると、船長が「つ抜けした?」と聞いてくることがあるので、10匹以上釣れたときには「つ抜けしましたよ!」と答えましょう!
ちなみに、「束」という釣り用語もあります。
束とは、100を数える単位のことで、100匹釣ると「一束(いっそく)」「束釣り(そくつり)」「一束釣り(いっそくつり)」といいます。
また、200匹釣れたら「二束(にそく)」、300匹釣れたら「三束(さんそく)」というので合わせて覚えておくといいでしょう。
『つ抜け』を目指して船釣りに挑戦しよう
岸から釣りをしていると、つ抜けするまで魚が釣れることはなかなか難しいでしょう。
しかし、沖まで船を走らせて魚が豊富に潜む場所で釣りを楽しめる船釣りであれば、つ抜けできる可能性はグッと高まります。
アジやシロギスなど、初心者でも簡単に釣れる魚をターゲットとする釣り船も数多くあります。
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この機会につ抜けを目指し、船釣りに挑戦してみましょう!
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